【太鼓の達人】~各段位の歴代瞬間最高密度~

皆様お疲れ様です。今回は歴代の段位道場の各段位の瞬間最高密度を調べてみました。

瞬間的にはどれだけ速い速度で腕を動かさせられるのか確認してみましょう。

 

今回の調べる対象

  • バージョンはソライロ~ニジイロ2021→KATSU-DON Ver.は5段位なので
  • 段位は初段~達人→一級以下を見ても面白くなさそうだったため

 

初段

初段は鬼譜面の基礎を問う入門的な段位であるため、むずかしい譜面が主な一級までと譜面の難易度は大差がない...はずなのだが、なんと瞬間最高密度はシャイニング65の24分(秒速20.2打)である

たった3打ではあるが、密度はあの幽玄ノ乱の16分をも上回る。ちなみにこの曲は燎原ノ舞が登場するまで5年近く太鼓の達人最高密度を誇っていた。

 

二段

二段はBPMが低い技術選曲が多い。ならば最高密度は歴代の二段でBPMが最も速いグリーンの課題曲「カゲロウデイズ」だろうか?

実際のところ一位はニジイロ2022より平等院鳳凰ドン vs 鳥獣戯カッ(BPM100の48分/秒速20打)である。前作までの最高密度であった1・2・さんしのでドンドカッカ!の24分(秒速14.2打)を大きく上回った。 48分が青段位に登場する時代か...

 

三段

三段は歴代を通じて難易度感が非常に安定している。ランクインしたのはイエローVer.より、Soup(BPM84の48分/秒速16.8打)である。三段でありながら48分が5回登場する。段位本編において48分が搭載されたのはなんとイエロー三段が初である。

追記)記事公開から約2年近く、最高密度をルカルカナイトフィーバーと間違えていました。申し訳ございませんでした。

 

四段

四段は個人差が激しいことが多く、五段より難しいと感じる人がでるバージョンも少なくない。ロストワンの号哭カラメルタイム☆といった地雷曲をたまに採用してくるのも特徴的だ。 そんな四段の最高密度はレッドVer. から夜想曲Op.9-2(BPM192の24分/秒速19.2打)である。 3曲目のラストに配置されているため合格の最後の壁と見せかけて、ゲージ条件は97%だったためミスしてもほとんど影響はなかった。

 

五段

青段位最後の壁である五段。コンボ数条件が設定されているバージョンでは最低1曲をフルコンボできないと厳しいレベルに設定されていたり、青薔薇マジドリボクハシンセといった☆8の難関譜面が採用されていたりする。

さて、先に発表した夜想曲だが、ホワイトとニジイロ2020の五段にも採用されている。もしかして2冠達成だろうか?

しかし俺達には世阿弥がいた。

五段最高密度はニジイロ2020からXa(BPM290の16分/秒速19.33打)夜想曲の2冠を退けた速度の暴力に拍手。

 

六段

★8、★9くらいでフルコンボが安定するようになったら、次は精度を意識する頃だろう。そんなドンだーの上達のために存在するのが六段以降の通称「赤段位」である。2022段位ではすべて精度を問うようになり、赤段位への挑戦のステップアップがスムーズになった。

六段の最高密度はレッドツンデレカフェをわずか秒速0.2打の差で上回って蝶戀~Obsession~(裏)(BPM116の48分/秒速23.2打)である。この48分は高密度でありながら何度も登場する。六段先鋒にさらっと採用して良いものではない。

 

七段

ランクインしたのはBPM300の16分が頻出するニジイロ2020の課題曲Pixel Galaxyかと思いきや、イエローVer.より天狗囃子(BPM202の24分/秒速20.2打)である。この曲が密度関連で話題に出るとは思わなかった。地味に初段と同じ数値。

 

八段

八段は癖の強い譜面が揃っていることが多く、精度条件にそれなりに差があるにも関わらず九段よりも難しいと言われる個人差が大きい段位である。

これまでは天狗囃子が七段と二冠を達成していたが、ニジイロ2022にてゆらめ(BPM121の48分/秒速24.2打)に更新した。十段以下の48分はアクセントのような使い方が多いが、この曲の48分は普通に1つの難所である。

 

九段

九段は赤段位のボス十段の前座ということもあり、星10に片足を突っ込んだような星9や、下位の星10が採用されている。はずなのだが、曲の難易度は八段と大きな差はないためか、八段よりも難しいと断言できる九段は意外と少なく、歴代でも難しいと言われるレッドですらも八段の方が難しいと感じる人は少なくない。

ランクインしたのはニジイロ2020からユースフルコースター(BPM220の24分/秒速22打)である。星10のみで構成されていたソライロ~キミドリまでの課題曲を含めて1位である。当時はAngel Haloの24分が超高速と言われるほど高速曲への24分の採用は慎重だったため、密度関連ではめっぽう弱い。

 

十段

段位道場最初の関門となる、一つの区切りとなる段位。星10かそれに準ずる星9で構成されており、それなりに厳しい精度を要求される。

可の条件を緩くしてトイマチック☆パレード!!デッド・オア・ダイのような要求するレベルが適性者泣かせな譜面が採用されたこともあった。

ニジイロ2020以降の十段は可の数が個別に設定されており、リズム難や複合などの属性の違う譜面をバランスよく叩くことを求められるようになった。

長らく君臨していのはモモイロVer.からAngel Haloの24分(秒速22.4打)であったが、レッドVer.でIgnis Danse(BPM246の24分/秒速24.6打)に変わり、7年近い年月を経てついにニジイロ2023にてAmber Light(BPM252の24分/秒速25.2打)が更新した。

 

玄人

通称「人段位」とよばれる4段位の最初の関門。精度条件は大抵可50未満でここから先はすべて星10で構成される。

瞬間最高密度の最大値は人段位が初登場したムラサキVer.から変わらず秒速20打(そつおめしき天照気焔万丈神楽の24分)であったが、ニジイロ2022にて遂にハンロック(BPM213の24分/秒速21.3打)に塗り替わった。そして、2023でGORI × GORI × SafaRI(裏)(BPM272の24分/秒速27.2打)へと大幅に上昇した。最初の音合わせ地帯に存在する24分である。

 

名人

一番瞬間最高密度の塗り替えが激しい段位である。ムラサキホワイトはたラク2000(BPM160の32分/秒速21.3打)に始まり、

レッドFLOWER(裏)(BPM173の32分/秒速23.06打)

イエローHARDCOREノ心得(BPM190の32分/秒速25.33打)

ブルーまるくてはやくてすさまじいリズム(BPM192の32分/秒速25.6打)

グリーンコネクトカラーズ(BPM280の24分/秒速28打)

そしてニジイロ2020で螺旋周回軌道(裏)(BPM284の24分/秒速28.4打)と課題曲が変わるたびに瞬間最高密度を更新していた。

2021名人以降は塗り変わっていない。テトラリュトモスフォビアとかじゃないともう塗り替えられなさそう。

 

超人

比較的簡単なバージョンもあれば非常に厳しいバージョンもあるため、適切な課題曲が分かりにくい。

超人瞬間最高密度はBPM200に32分をブチ込む暴挙を犯したCoquetteとか魑魅魍魎(秒速26.66打)...かと思いきやイエローVer.よりχ談(BPM270の24分/秒速27打)である。譜面間隔の暴力に速度の暴力が勝った瞬間である。

ちなみに密度2位は上で言及した魑魅魍魎、Coquetteの32分だが、3位も魑魅魍魎である。BPM260地帯の最後に登場する24分(kddddk ddのところ)が秒速26打。

 

達人

段位道場の最高到達点である。可8未満で超高難易度の譜面をさばくまさに最高難易度の段位と言えるだろう。

達人といえば圧倒的速度の暴力でおなじみだが、この高速下では24分を配置しづらく、密度だけなら大きな数値にはなりにくい。しかし、そんなことは気にしない譜面が2つ見つかった。

達人瞬間最高密度はグリーンVer.よりPoxei♦DOON、ニジイロ2021より憎悪と醜悪の花束(裏)(BPM300の24分/秒速30打)の2譜面である。BPM300に24分を置くって、どういう神経をしているのだろうか。

 

おまけ

2020一級

2020一級の3曲目はVICTORIAであるが、なんとこの曲にはBPM148の48分(秒速29.6打)が一度だけ登場する。むずかしいコースはおろか、鬼譜面の中でも規格外の高密度である。しかしVICTORIAは全難易度にこの48分を搭載している。なんで?

 

タトイ云-ーノ十②

みんなのトラウマドンカマ2000が採用されている。BPM120の48分(秒速24打)BPM270の24分(秒速27打)BPM292.376の24分(秒速29.23打)と、高密度のパーティー状態である。

 

以上になります。楽しんでいただけたら幸いです。